クロモジ精油と香水の違いとは?用途・使い方を徹底比較 | BLACKLETTERS

BLACKLETTERS · 香りの選び方

国産香水、
クロモジ系で選ぶなら。

海外の有名ブランドではなく、日本の素材から生まれた香りを選びたい。そう思ったとき、何を基準に選べばいいのか——。ブランド名やパッケージではなく、4つの軸で選ぶ。それが、長く使える1本に出会う方法です。後悔しないための選び方と、確かめ方をまとめました。

更新日:2026年9月29日 / 監修:堀口智彦(BLACKLETTERS プロデューサー)

まず結論

国産・クロモジ系の香水を選ぶなら、見るべきは次の4つです。

  1. 素材の出どころ:どこで採れたクロモジかを、ブランドが語れるか
  2. 香りの強さの設計:周りを疲れさせない濃度と香り方か
  3. 試せるかどうか:少額で肌に試せる入口があるか
  4. 物語があるか:その香りが何を伝えようとしているか

価格やパッケージの華やかさより、この4軸で選んだ方が、「飽きずに使い続けられる1本」に出会えます。

国産・クロモジ系の香水という選択肢

香水といえば、長く海外ブランドが中心でした。そのなかで、日本の植物素材を使った香水には、次のような魅力があります。

  • 人と被りにくい:流通量が少なく、自分だけの香りを持てる
  • 日本の暮らしになじむ:人との距離が近い日本の生活空間でも使いやすい
  • 香りが主張しすぎない:強く香らせるより、ほのかにまとう香りが多い

なかでもクロモジ(黒文字)は、和の香りを代表する素材のひとつです。茶席で和菓子に添えられる高級な楊枝にも使われてきた木で、柑橘のような明るさと、清らかで深い落ち着きをあわせ持っています。海外の華やかな香水とは対極にある、静かな香りです。

ただし、「クロモジ系」とひとくくりにしても、ブランドによって素材も考え方も大きく違います。だからこそ、選ぶための軸が必要です。

後悔しない4つの軸

軸1:素材の出どころが明確か

「どこで採れたクロモジか」を、ブランドは語れるか?

「和の香り」「天然由来」とうたう香水は数多くあります。そのなかで、素材がどこの何なのかを具体的に説明しているかどうかは、ブランドを見分ける大切な判断材料です。香りの背景に土地があるかどうかで、まとったときの納得感はまるで変わります。

BLACKLETTERSの場合:埼玉・秩父の山に自生するクロモジを核の素材に使用。産地を明示し、土地と素材にこだわって香りを設計しています。

軸2:香りの「強さ」が設計されているか

電車で隣の人に気を遣わせない香りか?

日本の生活空間は、人との距離が近いのが特徴です。強すぎる香水は、自分は良くても周りを疲れさせてしまいます。「どれだけ香らせるか」ではなく「どう寄り添わせるか」が考えられているか。濃度(オードトワレかオードパルファムか)や、推奨されている使い方を確認しましょう。

BLACKLETTERSの場合:「まといの香り」を設計思想に据え、主張しすぎず肌に寄り添う香りに。濃度は軽めのオードトワレで、香水が苦手な方にも試していただけるよう考えています。

軸3:買う前に「試せる」か

いきなりボトルを買わせる仕組みになっていないか?

香水は、肌につけて数時間たたないと本当の香りがわからない買いものです。少額で試せる入口があるかどうかは、ブランドがお客様の失敗を防ごうとしているかの表れでもあります。

BLACKLETTERSの場合:3種の香りを各2mlで試せるサンプルセットを¥990(税込・送料無料)で用意。肌で試してから、ボトルを選べます。

軸4:香りに「物語」があるか

その香りは、何を伝えようとしているか?

香りは、記憶や感情と結びつきやすいものです。だからこそ、その香りがどんな考え方や物語から生まれたかは、長く愛せるかどうかを左右します。単なる「いい匂い」ではなく、まとうたびに何かを思い出させてくれる香りには、背景に物語があります。

BLACKLETTERSの場合:ブランド名は、クロモジの漢字「黒文字」に由来しています。「黒文字」を英語にすると、BLACK LETTERS。そして LETTER には「手紙」という意味もあります。香りを手紙に見立て、KUROMOJI・URAHA・SORAIROのそれぞれに名前と物語を込めています。

4つの軸で見る、チェックリスト

気になっているブランドがあれば、この表に当てはめてみてください。

軸 確認すること BLACKLETTERS
① 素材の出どころ 産地・素材が明示されているか ✓ 秩父産クロモジ
② 強さの設計 周りに配慮した濃度と香り方か ✓ オードトワレ、まといの香り
③ 試せるか 少額のお試しがあるか ✓ ¥990の3種サンプル
④ 物語があるか 香りの背景・思想があるか ✓ 黒文字=BLACK LETTERS、香り=手紙

ブランド選びで後悔する大きな原因は、「パッケージや雰囲気だけで選んでしまう」こと。この4つの軸は、見た目に流されず、中身で選ぶためのものです。

4つの軸の確かめ方

軸 どこを見ればわかるか
① 素材の出どころ ブランドサイトの「こだわり」「素材」のページ。産地の地名や、素材の説明があるか
② 強さの設計 商品ページの濃度表記(オードトワレ/オードパルファム)と、推奨されている量やつけ方
③ 試せるか サンプルやミニサイズ、ディスカバリーセットの有無と価格
④ 物語があるか ブランド名や香りの名前の由来、つくり手の言葉が語られているか

オンラインで購入する場合の確認ポイントは国産香水をオンラインで買うときに確認すべき3つのことで紹介しています。

BLACKLETTERSの3種

3種とも、ラストノートに秩父産のクロモジを使っています。

香り トップ ミドル ラスト こんな方に
KUROMOJI ミント、シトラス ユーカリ、スズラン クロモジ クロモジの香りをいちばん素直に感じたい方
URAHA 柑橘 フローラル、お茶 クロモジ、ムスク やわらかく穏やかな香りが好きな方
SORAIRO アップル、アンブレット スミレ、ミント、ラベンダー クロモジ、バニラ 澄んだ透明感と、ほのかにあまい余韻が好きな方

クロモジの香りの特徴はクロモジの香りを、知っていますか?、ブランドの背景はクロモジとは?秩父の森から生まれる香りで詳しく紹介しています。

よくある質問

Q. クロモジ系の香水とは?

日本の山に自生するクロモジ(黒文字)の香りを使った香水のことです。木の香りでありながら柑橘のような明るさを持ち、主張しすぎない、落ち着いた香りが特徴です。

Q. 国産香水は何を基準に選べばいい?

素材の出どころ、香りの強さの設計、試せるかどうか、香りの物語の4つを基準にするのがおすすめです。ブランド名やパッケージより、中身で選ぶと長く使える1本に出会えます。

Q. BLACKLETTERSという名前の由来は?

クロモジの漢字「黒文字」に由来しています。「黒文字」を英語にするとBLACK LETTERS。LETTERには「手紙」という意味もあり、香りを手紙に見立てるというブランドの考え方につながっています。

Q. BLACKLETTERSのクロモジはどこで採れたもの?

埼玉・秩父の山に自生するクロモジを、香りの核として使っています。

Q. まず試してから選びたい

KUROMOJI・URAHA・SORAIROの3種を各2mlずつ試せるサンプルセット(¥990・送料無料)をご用意しています。

軸で選んだら、あとは試すだけ。

4つの軸で考えるほど、最後の答えは「自分の肌で試してみる」に行き着きます。素材、強さ、試せる入口、物語。そのすべてを確かめたら、あとは秩父の森の香りを、肌で確かめてください。

この記事の監修者

堀口智彦(ほりぐち ともひこ)/株式会社ISILK 代表取締役・BLACKLETTERS プロデューサー。ロンドン・カレッジ・オブ・ファッションでファッションを学び、帰国後自身のブランドを立ち上げる。KATHARINE HAMNETT LONDON のチーフデザイナーを経て、埼玉・秩父を拠点に、養蚕から製品までの国産シルクと、秩父産クロモジの香りブランド BLACKLETTERS を手がける。

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BLACKLETTERS · Sample Set

軸で選んだら、
あとは試すだけ。

4つの軸で考えるほど、答えは「試してみる」に行き着きます。
まずは¥990で、秩父の森の香りを肌で確かめてください。

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