BLACKLETTERS · 香りの使い分け
クロモジ精油と
クロモジ香水、何が違う?
同じ「クロモジの香り」でも、精油と香水はまったく別のものです。どちらを買えばいいのか迷っている方へ——中身・目的・使い方の違いを整理し、あなたの目的に合う方を選べるようにまとめました。
まず結論
ざっくり言えば、精油は「空間で香らせるための香りの素」、香水は「肌にまとうために設計された完成品」です。
- 部屋に香りを広げたい → クロモジ精油(3ml・¥5,500)
- 身につけて香りを楽しみたい → 香水 KUROMOJI(8ml・¥4,620)
日中は香水でまとい、夜は精油で部屋を香らせる。両方を使い分けると、暮らしの中でクロモジの香りをいちばん楽しめます。
精油と香水、それぞれの正体
クロモジ精油
Essential Oil
クロモジの枝葉を水蒸気蒸留して取り出した、100%天然の香りの素。クロモジそのものの香りです。香りが凝縮されているため、原液のまま肌にはつけず、アロマディフューザーなどで空間に香らせて使います。
クロモジ香水(KUROMOJI)
Perfume / Eau de Toilette
クロモジを核に、肌にまとうことを前提に調香した完成品。ミントやシトラスから始まり、ユーカリやスズランを経て、最後にクロモジの香りが残るよう、複数の香料で組み立てています。そのまま肌にスプレーして使えます。
違いを一覧で比較
| 項目 | クロモジ精油 | クロモジ香水(KUROMOJI) |
|---|---|---|
| 中身 | 100%天然のクロモジ精油 | クロモジを核に、複数の香料で調香 |
| 香りの構成 | クロモジだけ | トップ:ミント、シトラス / ミドル:ユーカリ、スズラン / ラスト:クロモジ |
| 主な使い方 | アロマディフューザーやアロマストーンで空間に | 手首や腰まわりにそのままスプレー |
| 肌への直接使用 | 不可 | 可 |
| 香りの変化 | クロモジそのものの香りの変化を楽しめる | 香料ごとに、段階的に変化するよう設計 |
| 自由度 | ほかの精油とブレンドするなど、使い方を自由に工夫できる | 完成された香りを、そのまま楽しむ |
| 容量・価格(税込) | 3ml・¥5,500 | 8ml・¥4,620 |
なぜ精油の方が、量が少なくて高いのか
精油は3mlで¥5,500、香水は8mlで¥4,620。「精油の方が少ないのに高い」と感じる方もいるかもしれません。
| クロモジ精油 | クロモジ香水 | |
|---|---|---|
| 中身 | クロモジの香りの成分そのもの | 香料をアルコールなどで、肌にまとえる濃さに調整したもの |
| 1回に使う量 | 数滴 | 1プッシュ |
精油は、たくさんの枝葉からほんの少ししか採れない、クロモジの香りそのものです。香水は、その香りを肌にまとえる濃さに調整した完成品。1回に使う量も、精油は数滴で空間を香らせられます。同じ「香り」でも、中身の濃さがまったく違うのです。
用途別の使い分け
| シーン | おすすめ | 使い方 |
|---|---|---|
| 寝室・リビングを香らせる | 精油 | アロマディフューザーやアロマストーンに数滴。空間全体をやわらかく満たします |
| ほかの香りと組み合わせる | 精油 | ユズやレモンなど、ほかの和精油とブレンドして自分だけの香りに |
| 出かける前の身だしなみ | 香水 | 手首か腰まわりに1プッシュ。一日を通して、さりげなくまとえます |
| 人と会う場面 | 香水 | 強すぎず、近くにいる人がふと気づく程度の香り。静かな名刺のように |
| 夜、気持ちを切り替える時間 | 香水または精油 | 帰宅後に香水をまとうか、部屋を精油で香らせるか。香りが一日の区切りになります |
精油を使うときの注意
- 原液を肌につけない:刺激が強いため、直接肌につけないでください。飲用もできません
- お風呂に入れるとき:精油はお湯に溶けないため、そのまま入れると肌に刺激を感じることがあります。天然塩などに混ぜてから、ごく少量を
- スプレーを手づくりするとき:エタノールは引火しやすいので火気の近くで扱わないこと。顔やマスクに使う場合は、肌に直接触れないよう注意してください
- 子どもやペットのいる空間では:香らせる量や場所に配慮し、手の届かない場所に保管してください
ほかの和精油との組み合わせ方は和精油全11種を比較で紹介しています。
結局、どっちを買えばいい?
| あなたの目的 | おすすめ |
|---|---|
| 部屋で香りを楽しみたい | クロモジ精油 |
| ほかの精油とブレンドして、自由に使いたい | クロモジ精油 |
| クロモジそのものの香りを知りたい | クロモジ精油 |
| 身につけて香りをまといたい | 香水 KUROMOJI |
| 手間なく、そのまま使いたい | 香水 KUROMOJI |
| まず気軽に試したい | 香水3種のサンプルセット(¥990) |
迷ったら、両方持つのがおすすめです(合計¥10,120)。日中は香水でまとい、夜は精油で空間を整える。同じクロモジでも、暮らしの場面ごとに違う表情を見せてくれます。
クロモジの香りの特徴はクロモジの香りを、知っていますか?で詳しく紹介しています。
よくある質問
Q. クロモジ精油を香水の代わりに肌につけてもいい?
いいえ。精油の原液は刺激が強いため、直接肌につけないでください。肌にまといたい場合は、香水をお使いください。
Q. クロモジ精油と香水、香りは同じ?
どちらも秩父産クロモジを使っていますが、香りは異なります。精油はクロモジそのものの香り、香水はミントやシトラス、ユーカリなどとクロモジを組み合わせた香りです。
Q. 精油3mlはどれくらい使える?
1回に数滴で空間を香らせられるので、使う頻度にもよりますが、少量でも繰り返し楽しめます。開封後は香りが変化しやすいため、早めに使い切るのがおすすめです。
Q. 香水のボトルを部屋に置いて香らせることはできる?
香水は肌にまとうためのものなので、部屋を香らせるなら精油かリードディフューザーがおすすめです。
Q. プレゼントにするならどちら?
香水を使い慣れている方には香水、香りを空間で楽しむのが好きな方やアロマディフューザーを持っている方には精油が向いています。迷ったら、両方をセットにするのもおすすめです。
まとめ:まとうなら香水、香らせるなら精油
- 精油は空間で香らせる香りの素、香水は肌にまとう完成品
- 精油の原液は肌につけない、お風呂に入れるときは必ず薄めて
- 精油はクロモジそのもの、香水はクロモジを核に組み立てた香り
- 迷ったら両方。日中は香水、夜は精油で
関連記事: クロモジの香りを、知っていますか? / 和精油全11種を比較 / 香水、好きだけど苦手。そんな方へ
BLACKLETTERS · Kuromoji
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